何匹?

こんにちは。

西山です。

 

今日はとても気持ちのよい青空ですが

昨日は、バケツをひっくり返したかのような雨と、雷。

ゲリラ豪雨とでも言うのでしょうか。

子供の頃は、夏に「夕立」と言っていた、突然の雨も

そのワードは薄れると同時に、風情も遠のいてしまったような気がします。

日本の「侘び・寂び」文化、とても好きです。

 

 

よく言われる例ですが

松尾芭蕉の

「ふるいけや かわずとびこむ みずのおと」

という有名な句がありますね。

 

さて、問題です!

カエルは何匹、池に跳び込んだでしょう?

 

 

日本人は、「1匹」と答えます。

1匹が、川に跳び込んだあとの、水しぶきの「ポッチャン」という音の余韻

そして

カエルが跳び込んだ後の、水面の波をを想起して、余白を楽しみます。

 

しかし、これを外国の方へ質問すると

「flogs」

複数形になり、複数のカエルがチャポン、チャポン次々に飛び込む・・・

余韻は全く感じられなくなってしまいます・・・ね。

 

日本人として育ってきた環境や文化に因るのでしょうか

カエル=1匹

と自然と認識していることに驚きを隠せませんね。

 

6月に入り、梅雨入りもそろそろかでしょうか。

多くのカエルの喜ぶ声???が響いてきそうですが

静寂の中に響く、1匹のカエルの声というより

そのカエルの声がもたらす残響を、聴くことができますように^^

 

 

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